プアン・カン−日・タイ友好マングローブ植林2001 ニュースレター No.4
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−「日・タイ友好マングローブ植林 2001」が終わって−
タイ・マングローブ植林実行委員会
委員長 服 部 達 雄
  今年の「日・タイ友好マングローブ植林」は、天候に恵まれ、すべての行事を予定どおり実施し、全日程を無事終了することができました。日本から参加していただいたボランティアの皆様のご協力と班長、副班長をお願いした方々のご努力にあらためてお礼申し上げます。
 日本からは総勢79名が参加し、クラビ市郊外の2つの村、クロン・サイ村とサイ・ポー村で現地の小中学生・高校生、村人達と一緒にマングローブ植林を行いました。
 今回の私達の植林作業は2日間で時間としても短いものでしたが、第2日目の植林地で見たように、私達との植林行事がマングローブ林の回復・保全に対する地元の人達による自主的取り組みの契機となるものと期待されます。また、地元の子供達と一緒に行った植林作業、記念式典での交歓は、日本とタイとの友好関係を深めるうえでの確かな一歩となったものと考えます。
 これから実施報告書をまとめるとともに、2002年計画をつくっていきます。アンケート等でお寄せいただいたご意見をふまえ、少しでも漸進できるようにしたいと考えます。今後ともご支援、ご協力をお願いいたします。
 今年も残り少なくなりました。どうぞ良いお年をお迎えください。来年もご一緒させていただくことを楽しみにしております。
クラビ県副知事 Mr.MAITREE BUNYANG挨拶(要旨)
 自然の森林が残るクラビ県において、タイ国と日本のボランティアの皆さんがこのように協力し合ってマングローブ植林していただけることは嬉しいかぎりです。
 環境問題をかかえるタイにあって、ここクラビ県も自然の保護、修復を早急に行わなければなりません。森林が少なくなったために水不足や洪水が起こるようになり、マングローブの存在がますます重要になってきている現在、こうしてタイと日本の人々が力を合わせてマングローブ植林することはたいへんすばらしいことです。
 今回の植林活動のために準備をしていただいた方々に心からお礼申し上げます。

クラビ県副知事
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