観光旅行と植林旅行は違います。私たちが行くのは、日本人が行ったこともないような場所。一緒に植林をする村の人や子供たちも、外国人と会うのなんて初めて、という人が多いところです。観光旅行の常識は通用しません。旅慣れた人も、ご用心。きっと大丈夫だろう、という考えは裏切られることもあります。先入観は捨てましょう。地元の方たちが用意してくださる料理は辛〜いかもしれないし、トイレも大変(^^;)、日本の快適さとタイの快適には差があることでしょう。ある程度の覚悟と自衛は必要です。 でも、構えてばかりいては、せっかくの機会なのに仲良くなることはできません。違いを楽しみましょう! 違っていたら、きっと楽しいんです。みんな一緒じゃなくて、違ってるから楽しい。そんな何が出てくるかわからないワンダーランドを、わくわくしながら楽しんでいただけたら、と思います。 「タイの人は式典好き!?」 植林を行なう前に、タイの方と日本人と一緒になって、式典を行ないます。タイの人は式典や演説を好む傾向があるようで、予定よりも長くなることが、しばしばあります。言葉もわからないスピーチをじっと聞いているのは退屈で大変。それは良〜くわかりますが、ちょっと我慢! 今回は特に、タイで大変に愛されている王様の誕生日(12月5日)が近いことから、タイの方たちは日本人と一緒にお誕生日を祝えるということで、この植林を楽しみにしています。そこをちょこっと頭においていただいて、みんなで仲良くするために、ちょっとだけ我慢です。 「植林地はぬかるむ・粘る・すべる!」 今年の植林地は、別ページでも説明にある通り、もともと切り開かれて放置されていた場所です。切り倒した木の切り株や枯れた木は除去をお願いしてありますが、なかなか完全に取り除くのは困難です。あちこちにある枯れ枝などには、注意が必要です。泥に足をとられたり、引っかかって転んだりしないよう、けがのないように、十分に注意してくださいね。 また、植林する際にはポット苗を植え込むために棒で穴を空けますが、今回は少し土が固くて時間がかかる可能性もあります。自分のペースで植えたいという方は、Myスコップなどを用意すると良いかもしれません。 でも、こんなふうにぬかるんだ土地を歩く機会なんて、最近の日本ではなかなかありませんよね。日本人のヨタヨタとしたへっぴり腰に比べて、タイの方たち、子供たちの足取りの軽いこと! 良〜く比べてみてくださいね。ちなみに、こういった粘る土地(^^;)を歩くのに最適な靴は、やはり地下足袋です。スニーカーなどは脱げてしまいますので、地下足袋やマリンブーツが手に入らない方は、何か脱げない工夫してみてください。
それでは、くれぐれもケガや病気をしないように、健康管理には充分に気をつけて、元気で楽しい植林にしましょう!! |
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