プアン・カン−日・タイ友好マングローブ植林2001 ニュースレター No.4
INDEX Page 1 Page 2  

 みなさん、お元気ですか。11月を迎え、いよいよタイ・マングローブ植林が間近になりました。今年はどんな植林となるのか? どんな出会いがあるのか? 心がうきたってきますね。 タイ現地の準備も着々と進んでいるようです。 元気で楽しく植林できるよう健康管理には充分に気をつけて出発日をお待ちください。

《タイ現地調査報告》
2001年植林サイトの準備状況
 10月29,30日に服部、三枝の両名がタイ・クラビへ行き、植林サイトおよび苗木の準備状況を確認してきました。
 第1日目(11月24日)に植林する「クロン・サイ村植林サイト」は、背丈の低い潅木が疎らに生えているだけの平坦な土地で、おおむね足場も良好で、スムースに植林作業を進めることができそうです。すでに竹串が挿してあり、私達の到着を待つだけになっていました。午後一杯たっぷり植林できるだけの面積があります。
クロン・サイ村植林サイト写真(クリックで拡大します)
写真1: クロン・サイ村植林サイト(写真をクリックすると拡大します)
(苗を植えるところには上端部を赤く塗った竹串が整然と挿してあります。)
 第2日目(11月25日)に植林する「サイ・ポ村植林サイト」は、昨年第1日目に植林したところです。私達が植林できなかった奥の方には今年のはじめに地元の人達が植林をしていますが、全体として一部の根付かなかったところや枯れてしまったところに今回補植を行います。昨年植えた苗の生育状況を観察しながら、黄色の目印を塗った竹串のところに植えていきます。

今回の植林サイトを管轄するクラビ州森林局長官に面会し、「日・タイ友好マングローブ植林」の実施を受入れていただいたことに対し謝意を表してきました。『今年4月に王妃、皇太子が来臨され、マングローブの保全を直接にご指示されたことから、ここクラビ州においては今後5カ年計画でマングローブの保全に取り組んでゆくことになった。このため、今回の「日・タイ友好植林」ついても州政府、森林局が全面的に支援して実施し、新聞・テレビを通じタイ全国に広報することにしている。』とのことでした。

 地元の学校では日・タイ交流の際の行事プログラムも決まって既に準備(練習?)進めているそうです。今年はどんな交流となるか楽しみです。日本からの参加者の皆様も是非これに応え、楽しく親しい交流をしていただくようお願いします。
写真
写真2: クラビ州森林局長官を表敬訪問
Prev. Page Next Page