プアン・カン−日・タイ友好マングローブ植林2001 ニュースレター No.3
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マングローブの基礎知識
日本のマングローブ
 日本のマングローブのほとんどは沖縄県に分布しています。鹿児島県喜入町にもマングローブ(メヒルギ)の群落があり、静岡県南伊豆町には世界の北限となるメヒルギが成育しています。広い意味でのマングローブであるハマボウは、和歌山県などの暖かい地方の河口で見ることができます。

<沖縄本島のマングローブ>
◎ 沖縄本島にはメヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギモドキの4種(メヒルギ林とオヒルギ林が優先している)が分布しています。(ヤエヤマヒルギとヒルギモドキは沖縄本島が北限。ヒルギダマシは宮古島が北限。)近年とみに港湾整備、護岸工事等でマングローブ林が消失してきていて、大きな群生域は沖縄本島北部の東海岸に残っているにすぎません。

西表島のマングローブ
◎ 西表島は沖縄県にある7種類のマングローブ(メヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、 マヤプシキ、ニッパヤシ)がすべて分布しています。
◎ 周囲約80キロメートルの島ですが、浦内川、仲間川という2つの大きな川があり、河口から山麓までマングローブの森が続いています。仲間川両岸には日本最大のヒルギ林が広がっています。
◎ 西表島のマングローブ林は、規模においても、美しさにおいても目を見張るものであり、マングローブツアーに 訪れた人はボートで川を遡り、マングローブ景観を満喫することができます。
西表島のマングローブ
西表島のマングローブ

<石垣島のマングローブ>
◎ 石垣島というと白保の珊瑚礁が第一に思い浮かびますが、スキューバダイビングをする人にとってはマンタ(オニイトマキエイ)が見られる場所として有名です。幅数メートルもあるエイが生育するために必要なエサとなる多量のプランクトンの供給源となっているのがマングローブです。
◎ 石垣島の川平に宿泊し、ホテルの窓を開けるとすぐ目の前はマングローブの森です。部屋に居ながらでマングローブを観察することができます。

<南伊豆のマングローブ>
◎静岡県南伊豆町弓ヶ浜の青野川河口にメヒルギの生育地があります。1959年に観光開発の一環として種子島より移植されたもので、マングローブの世界の北限となります。
◎ 約2,000本ほどが生育していたが、1984年にメヒルギの生育地とその周辺の整備計画が立案され、当初堤防の連続性を保つためにメヒルギは全て伐採される予定でした。しかし、地元住民の要請により計画は修正され、生育地を移動し、メヒルギは移植して残すことに計画変更されました。
◎現在は河川敷の川側にヨシやクサヨシが生息し、その次にハマボウが生育し、その内側にメヒルギが育っています。

<SDGF研究会>
 「日・タイ友好マングローブ植林」は、"SDGF研究会(地球緑化行動研究会)"メンバーからのサポートがあって実現しております。SDGF研究会は、日本マクロエンジニアリング学会の研究委員会の一つですが、開かれた研究グループとして一般の方々からの参加も得て、地球環境問題に関する研究を進めるとともに、次の実践活動に取組んでおります。多くの皆様の参加をお待ちしております。
  (1) 日・タイ友好マングローブ植林(タイ・マングローブ実行委員会
  (2) 南伊豆マングローブの調査・保護活動(SDGF南伊豆研究会)
  (3) 西表島マングローブ生態系体験セミナー(西表マングローブ研究会
  (4) マングローブ交流活動(「マングローブネットワーク」)
それぞれの活動内容、行事スケジュールは、適宜ホームページで案内いたしますので、どうぞ気軽に参加してみてください。

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